OldLionの備忘録

年老いたライオンは錆びない。狩りを続け、振る舞いは日々深みを増していく。 いつまでも自分を忘れず、狩りを忘れぬライオンでありたい。 そんなライオンになるための日進月歩。

スマートシティの現在地

スマートシティ構想について、日本で始まったのは2013,4年くらいで、この頃の構想は人口が少なくなる中で、中心都市でインフラを効率的に提供することを視野に進んでいたと思う。それがIotなどの推進の中で現実味を帯びている。

日本の各地でスマートシティに関する取り組みは進んでいるのだろうけど、本質的にそれを進めているのは会津若松や福岡市だろう。前者は都市OSの実装を整備している。都市OSという共通のシステムに個人からのデータを蓄積することで、利用度に応じて電気や水などのインフラを今後管理できるようにしてスマートな管理を目指す。

民間の業者で、フラクhttps://www.fracta-jp.com/という会社が水道管やガス管の劣化診断を行っていて、各自治体に最近採用されているようで、インフラの最適化をデータを元に最適化する取り組みが進む。

 

福岡市は、Lineとの連携で、例えば粗大ごみ収集申請・災害情報の共有・各種申請書の紹介など引っ越し時の情報共有ができる。またLine経由で注文されたものをドローンで運ぶなどの実験的な取り組みも始まっている。

この領域でいうと日本にもグラファーhttps://graffer.jp/というスタートアップが入ってきていて、戸籍謄本など行政手続きの申請代行を行えるようになっている。

日本では住民基本台帳法」「公的個人認証法」「マイナンバー法」の改正と合わせてデジタル手続法が施行され、それにより各種行政手続きを一回の申請でできるようになってくる。これが民間の業者との連携でより便利にできることは当然考えられる方向性だろう。

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/keyword/1215224.html


行政と一緒にIBMCiscoがスマートシティの実現に動いているレポートを見るのだけど、シンガポールではすでに各個人のデータを行政に収集する仕組みが出来上がっているようだ。

伊豆に旅行に行った時に、観光者向けにIzukoという観光アプリがあって、https://www.izuko.info/ それを使うフリーパスとかが簡単に手に入ったりしたんだよね。各種地方に行った時の情報と、普段使う生活情報が中央集権的に集まる情報とがうまく役割分担して行けるようになれば理想的だよね。

https://dcross.impress.co.jp/docs/column/column20171122-01/000592-3.html

https://linefukuoka.co.jp/ja/pr/news/2019/111416

https://www.youtube.com/watch?v=ThRulUL_Mj8

https://media.dglab.com/2019/12/05-onlabfukuoka-01/

www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/supercity/dai2/shiryou2.pdf

https://www.soumu.go.jp/main_content/000447791.pdf