2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今Factfulnessを読んでいる。 まとめるのはあとでまとめようと思うが、非常に面白い部分が随所にある。例えばイランでの女性一人当たりの出生人数は今アメリカのそれよりも少ないそうだ。世界には避妊についての意識が根付き、人間は所得が多くなるにつれて…
今日は日本代表がラグビーでアイルランドに勝った日。 累々の犠牲の中にという言葉がすごく印象的だな、と思った。リーチマイケルに至っては本当に勝負師で、30分だけ歓喜してサモア戦のことを考え始めた。 ラグビーに限らずというところではあるけども、チ…
この動きに対し、著者は生態系のさらなる進化を指摘する。各々の構成員がハブとなるインフルエンサーを介さずに繋がっていくことでより完全に有機体に近づいていくという。各構成員が発信したもの価値が正しく評価され、その価値によって伝播していく状態。…
Black lives matter運動は、黒人運動の過剰な盛り上がりの中、白人警官により黒人が銃殺されたことを引き金に生まれたソーシャルメディア上の運動だ。これの特徴は従来の黒人対白人という構図ではなく、人種差別という共通のモメントに反対する運動として急…
日本に帰ってきましたよ。本帰国ですよ。 目に青葉山時鳥初鰹 というのは江戸時代の日本の風光明媚を歌ったもので、永井荷風が愛してやまない東京の景色である。 今ちょうど「日和下駄一名 東京散策記」を読んでいる。彼は東京の路地、淫詞、銀杏に松、柳な…
実家に戻ったので、本棚にある名著を高速でまとめまくりたい第一段は「法人資本主義の構造」(奥村宏著)である。 この本は、米国に代表される株主資本主義に対して、日本の法人資本主義は、経営者資本主義と呼ばれるゆえんを取り上げている。 まず、日本の…
1980年代はどんな時代だったか。それは吉本隆明率いるサヨクに対してニューアカがばっこした年代。もしくはB級グルメとかJJとかananをはじめとしたカジュアルなファッション文化が華咲いた時代。言い換えれば、文明に追い付け追い越せから「文明を超克する」…
1995年 未了の問題圏。この本で一番やはり強烈な印象を残すのは「プレカリアート運動」に精を出す雨宮処凛さんの描写だ。 援交・リスカ・メンヘラ。彼女は1995年を「盆と正月とハルマゲドン」と表現する。オウムに地震に、戦後50周年、それに加え…
「未来を変えるためにほんとうに必要なこと」アダム・カヘン著を読み返した。 以前の謙虚なコンサルティングにも通ずる、合意形成の手法に対する本だが、面白いのはこれが集団での意思決定であるということだ。 まず、彼は力を前向きに推進する力、愛を同一…
インドはGDP成長率で7%をこえ、今や中盤に中国よりも発展の有望株として目視されている。 ただ、ユニコーンの数でいくと世界4位であり、Paythm OyO Ola Snapcart Inmobi Zomatoあたりが注目されているが、まだ経済圏を取りに行けるほどの大きな活躍は聞いて…
SRI( 社会的責任投資銘柄)への投資金額は、僕がCSRを勉強していた2013年から2倍くらいに伸長しており、ファンド規模は全部で2500億円くらいになったのが2016年だったようだ。世界的にESG ETFはどんどんファンド規模が大きくなっている一方で、日本では2…
今日は骨盤矯正でからだファクトリーに行った。結構高いのね。でも終わってから目の疲れとかがとれた気がするし、骨盤の矯正ってかなり身体に効くんだなぁという印象。今後月1回のルーチンとして組み込みたいなぁ。 日本に帰ってから、ずっと大井町の散策を…
佰食屋の取り組みについて取り上げた本を立ち読みした。佰食屋とは京都市内で100食限定で提供するランチ営業を中心に行うステーキ店だ。今はすき焼きや肉寿司など、店舗の種類も増やしている。 この店舗には多くの特徴的な取り組みがある。 営業時間は3…
最近の日経新聞で、団地の分割活用が棟ごとに出来るようになったと載っていた。今まで団地を活用するのには土地の売買も含めて、ディブロッパーに引き渡すにも、団地の認定区分を見直す必要があり、団地の全体の承認が必要だった。要するに、一括建て替えを…
今日は立ち読みした本の中で、「Peachのやりくり」という本があった。 彼らは競合ひしめくLCC業態で、一人勝ちの状態を保っている。なぜそれが可能だったかを説いた本だ。 まず、Peachでは関西国際空港を発着拠点にしているため、24時間対応の滑走路で対応…
今日は立ち読みした本の中で、「Peachのやりくり」という本があった。 彼らは競合ひしめくLCC業態で、一人勝ちの状態を保っている。なぜそれが可能だったかを説いた本だ。 まず、Peachでは関西国際空港を発着拠点にしているため、24時間対応の滑走路で対応…
習得した知識で雑学っぽいものは、メモとして残すのがいいと思うので、以下で簡単にまとめていこうかな。 高坂正堯と現実主義 高坂正堯は吉田茂や佐藤栄作・田中角栄などに仕えた国際政治学者。名前だけは覚えておきたい。 サンフランシスコ平和条約の締結の…
蛯原健さんの「テクノロジー思考」を読んでいるが、目から鱗で面白い。彼のアイデアは斬新なものではなく、東南アジアにいたら誰もが暗黙知として共有していたものを華麗に言語化したと言っていい。 読んでいる途中なので総論は別途まとめなければならないが…
丸亀うどんはなぜNo.1になったか。を読んだ。 経営論の部分はピンと来なかったが、業態開拓や拡大に伴うスタッフの育成やメニュー開発、PRの仕方などは参考になる。 最近飛ぶ鳥を落とす勢いだと感じる粟田貴也社長が率いるトリドール 。晩杯屋やポートヌード…
今の会社はクライアントへの資料の作成も共有も殆どがExcelだ。 これについては最近仕方ないのかな、、、と思っている。日本では、提出するべきグラフのデザインが指定されていることがある。(東南アジアではなかった。)それをフォーマット通りに再現する…
あかん。もう9月が終わるというのに全然アウトプットが出来ていない。本の備忘録も10冊くらい溜まっている。時間を見つけて少しずつ遅れた分を取り戻していかなければ。 さて、昨日は中国からのSF小説で日本でも大ヒットした「三体」を読んだ。 物語は文化…
現組織で素晴らしいし、他の組織でも展開されるべき仕組みとして、「スクラム開発」がある。スクラムは、一般的には開発サイドのやり方で、一つの改善サイクルをスプリントと呼んで少人数で回すことで、計画承認実行のウォーターフォールサイクルよりも仮説…
特に書くことがない。1ヶ月経ったのに。 この間、新しい仕事場で仕事のキャッチアップのレベルの高さに気づき、業務的なインプットは山ほどしたのだけれど、大きな文脈で社会がどうなっていくかとか、どうだったかというアウトプットが圧倒的に少なくなって…