101デザインメソッド ― 革新的な製品・サービスを生む「アイデアの道具箱」を読んで
今プロダクトマーケティングに携わっているので、本著のようなアイデアを発見したり、整理する手法をまとめてある本は興味があって読み出してみた。
結論、すぐ使えそうな方法論はあまりなかった。本著ではイノベーションを実行するための方法論がたくさん書いてあるけれど、実際にやってみないとわからないものばかり。あと、日本向けに書かれたものだと、使い方が詳細に書かれてて実践よりだけど、
そうでもなくて。
いくつか使えそうなものだけピックアップ。
- トレンドマトリクス 過去→未来 に向けていくつかの側面からトレンドを把握する
- From To 調査 トレンドがどのように変化するか記述
- オポチュニティマップ 市場を2つの側面から切り取り、競合のポジショニングをマッピングする
- POEMS調査 観察調査を人(People)物(Object)環境(Environment)メッセージ(Message)サービス(Service)に沿って分類する
- ERAFシステム図 エコシステムの相関関係を対象物・相関関係・フローなどの観点から分類する
- 記述的バリュー・ウェブ
上記らへんは今後使っていけそうなのかな。
特にシステムの全体構成を図解するという試みはいつかやれるようになってみたいな。